荒野の菜園

庭を楽しい空間にしていきます。

no22 井戸掘りの仕方

井戸掘りの方法は大きく分けて2種類だと思います。打ち込みと掘り込み、それぞれ工程の紹介です。

 

打ち込み井戸は、よくネットで見かけます。鞘管と呼ばれるパイプ分の太さを打ち込んで掘り進めていく方法で、メリットは資材費が少なくてすむし、掘る量が少ないので、採掘時間や残土処理などコスパが良いです。井戸の場所も自由度が高いです。そして、全ての作業が地上で行うので掘り込みに対して安全性が高いです。デメリットは、鞘管の中に何かを落とすと大変です。(対策すれば良いだけ)吸い上げ用のパイプの内径を超える異物が出てくると砕くしかない上に時間がかかる、砕いた石を吸い上げるのも工夫が必要。

私もこの方法で掘っています。

 

掘り込み井戸は、時代劇で出てくるような井戸を想像してくれればわかります。メリットは人が入れるくらい大きな穴なので、かなりでかい岩石でも電動工具を使えば時間はかかるけど掘り進めれます。そして砕いた石も出すのは重たいだけです。デメリットは、掘る量がハンパないです。打ち込みに対して最低でも15倍くらいにはなると思います。井戸の場所はかなり制限されると思います。費用、時間などコスパは最悪です。そして、地下で作業するので壁が崩れてこないように補強もしなきゃだし(補強が弱ければ生き埋め?)、空気が薄くなって酸欠状態(硫黄やガスの可能性もあり)で死ぬ可能性もあります。

 

どちらの方法で掘るにせよ、安全対策は万全に。そして一人作業はしない方が良いです。どうしてもの時は電話しながら作業したら電話相手が救急車を呼んでくれると思います( ˙-˙ )